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わいわいミーティング開催(報告)

 4月19日(土)に鶴見公会堂で「わいわいミーティング」を開催しました。
 29名(zoom参加含む)の方にご参加いただきました。
 今回のテーマは「身近な食支援を考える」でした。
 鶴見区内で食支援を行っている「フードパントリーつくの」と東京・大田区で食支援に取り組んでいる「おおたたすけあいひろば」の二団体に参加いただき、報告をしていただきました。

《「フードパントリーつくの」佐々木さんの報告》(要旨)

 「子どもとともに歩むフリースペースたんぽぽ」のスタッフのメンバーを中心に月一回食品の無料活動を始めました。地域に住んでおられる経済的に厳しく、食費支援が必要な方ならどなたでもと言う形にしております。
 家にチラシでご利用ください、また、商品の寄付をお願いしますと言う内容のチラシを入れました。早速近所のお寺さんから上もらったりのお茶もたくさんいただきました。
 生協やフードバンク神奈川のご協力もいただいています。
 最初は利用される方がおられるかと心配したんですけれども、30人40人と増えています。
 私たちの暮らしがどんどん厳しくなってるとふうに感じられます。お米の価格が上がり、スーパーマーケットでは5キログラフィールの袋1000円と言うテレビの上返したけれども、今状態状態多くコマーシャルでは隙間ワークだ。流れると言うとでも第一代に入ったなと言うふうに思います。
 SNSで会いに来られる方や電話の問い合わせもあります。遠くから歩いて、ようやくたどり着いたと言う若い方もいました。
 子ども食堂もそうですけれども、希望する方が増える社会になってきていると言うのは喜べない状況じゃないないと思います。
 今社会福祉協会や神奈川県に要請中ですし、横浜市に対して、もう少し福祉教育に予算をつけるよう要望していこうと考えています。

《「おおたたすけあいひろば」佐々木透さんの報告》(要旨)

 東京都の大田区から佐々木透です。
 東京の事はあまり同じじゃないのかもしれません。大田区のちょっと紹介しておきます。東京都には23区ございまして1番大きい世田谷区ですね。大田区は2番目で、70万人います。こちらから鶴見川多摩川を越えて東京の1番南側のだけでそこで「おおたたすけあいひろば」の活動を紹介させていただきます。
 私が2021年コロナ実は私も感染しまして。そういう経験もありましてこの助け合い運動、2021年12月25日クリスマスの日にスタートしました。
 当初は、蒲田駅近くの公園でやろうと思って、公園を使用許可を取りに役所とかけあったんですが、一切応じないとないと言うことで、消費生活センターを借りることができまた。
 第1回から3回目までは消費者生活センターを会場に、2022年9月の第4回目からは西この間、大田区社会福祉協議会のボランティア団体に登録し、その援助を得るとともに、政府備蓄米や生協からの支援なども得ながら、なんとかやり繰りしてきました。
 2024年9月に行われた「たすけあいひろば」には、120人を超える方が食料品の受け取りに列を作りました。
 私たちの生活環境は悪化の一途をたどっています。食料品の確保に当たっては、購入のたびに値上げが続き「前回は00円だったものが今回は・・・」という嘆きが口に出てしまいます。
 ただ、この事業を始めてみてわかったことは地域には多くの善意が存在していることです。
自転車の前後のかご一杯に袋詰めした食べ物を運んでくれた方や、週1回のペースでインスタントラーメン数個を受け取りボックスに入れてくれる方、「おおたジャーナル」の読者の皆さんからのご協力など、感謝に堪えません。
 こうした活動が必要のない社会をめざしていくことが重要だと思いつつ、しかしこれを頼ってきてくれる人がいる以上、今後も続けていかなければとの思いを強くしています。
(上記の報告は佐々木透さんの報告と文書で配布された「OHTA REPORT」を参考に構成しています)

《グループ討議》

 お二人の報告の後、3つのグループに分かれて討議を行いました。
 以下、グループ討議で出された主な意見を掲載します。(漏れている意見も多々あるかと思いますが、ご了承下さい)

 ●子ども食堂の情報がない
 ●この物価高の今、行政が全く動いていない
 ●「パントリー」は人で不足、ぜひ力を貸して
 ●「共助」から「公助」が必要
 ●行政に対して、「助成」が必要
 ●行政の「助成金」請求、手続きが煩雑過ぎる
 ●人と人との横のつながりが大切
 ●横浜は図書館もトイレもハローワークも少ない
 などでした。

《今後の方向》
 (1)食の支援にとどまらず、人と人とのつながりの場にしていく。
 (2)現在の状況(物価高、低賃金など)を踏まえて、行政(自治体ー横浜市、東京都や大田区)に対する要請を強めていく。

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